楽天の送料無料ラインは2段階ある。沖縄・離島を見落とすと持ち出しになる

#EC#楽天

楽天の商品登録を見直していて、送料の設定を1つ勘違いしていたことに気づいた。

正確には、勘違いというより片方しか知らなかった。

送料無料のラインは1つではない

「3,980円(税込)以上で送料無料」という話は有名だと思う。私もそれだけ覚えていた。

実際は2段階ある。

配送先 送料無料になる金額(税込)
全国 3,980円以上
沖縄・その他離島 9,800円以上

つまり6,900円の商品は、本州なら送料無料だが、沖縄や離島には送料がかかる。

この差を商品ページに書いていないと、離島から注文が入ったときに送料を請求できない。その分は自分で被ることになる。

なので9,800円未満の商品には、商品オプションとしてこういう案内を出しておく必要がある。

沖縄、その他離島への配送は → 別途送料が発生致します。

9,800円以上の商品には要らない。離島も送料無料になるので、書くと逆に不安を与えることになる。

実際に付け忘れが見つかった

自動化のために既存の商品を洗っていて、6,900円の商品にこの案内が入っていないのを見つけた。

宅急便で発送する商品で、価格は9,800円未満。ルール上は必要なのに、手で登録したときに漏れていた。

その商品は今も売っている。離島から注文が入っていたら、送料は持ち出しになっていたはずだ。

1件見つかったということは、他にもある。手作業で1商品ずつ、価格を見て、9,800円のラインと比べて、必要なら案内文を選んで貼るという判断を何十回も繰り返していれば、どこかで抜けるのが当たり前だと思う。人間は毎回同じ判断をしない。

たぶんまだある。

自動で判定するようにした

商品登録用のCSVを生成するスクリプトに、この判定を入れた。

価格 9,800円未満 → 「沖縄、その他離島への配送は→別途送料が発生致します。」を付ける
価格 9,800円以上 → 付けない

境界も確認した。9,800円以上が送料無料なので、9,800円ちょうどは無料側に入る。「9,800円以下なら付ける」ではなく「9,800円未満なら付ける」が正しい。1円の違いだが、間違えると全商品でずれる。

例外がある商品のために、手で「あり」「なし」を指定すれば上書きできるようにもした。指定しなかったときだけ自動判定が働く形にしてある。

自動で判定した場合は、確認リストにこう出す。

別途送料: 価格6900円 → 「付ける」で自動判定
(沖縄・離島は税込9800円以上で送料無料。それ未満は別途かかる)

黙って決められると気づけないので、判定した理由ごと出すようにしている。値そのものより、なぜその値になったかの方が、あとで見直すときに要る。

もう一つ、調べていて分かったことがある。うちは消費税0%で登録する運用だった。登録した価格がそのまま税込価格になる。

なので9,800円の判定は、登録価格をそのまま使えばいい。税込と税別の変換が要らないのは、たまたま運が良かっただけだ。

税別で登録している店なら、ここで換算を間違えると思う。9,800円は税込の基準なので、税別だと8,910円あたりが境目になる。自分の店がどちらの運用かを、判定を書く前に確認した方がいい。


送料無料ラインは全国3,980円と沖縄・離島9,800円の2段階で、9,800円未満の商品には離島向けの案内が要る。判定に使うのは価格だけなので、自動化できる。手で設定していると付け忘れる。実際に1件あった。

「3,980円で送料無料」だけ覚えていると、気づかないまま送料を払い続けることになる。私がそうだった。

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